2014年09月29日

ニューヨーク・マンハッタンのアッパー・イーストサイド(en:Upper East Side)を舞台とし、名門私立学校に通う高校生を中心に描いた恋愛群像劇。原作本は欧米ドラマDVDで2002年に発売され、シリーズ通算で400万部のベストセラーとなった。

『The O.C.』のクリエイター、ジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージの製作により、2007年9月からアメリカでテレビ放送が開始され、「ヤング版『セックス・アンド・ザ・シティ』」や「ポスト『The O.C.』」と呼ばれ、出演者もブレイクしてファッション・アイコンとなった。ジョシュ・シュワルツ製作総指揮によるTVドラマのゴシップガール シーズン6 DVD。第1話から最終第10話を収録。

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第1話「ゴーン・メイビー・ゴーン」

チャックを追いかけカジノに現れたブレア。
二人は愛を確かめ合い、熱い夜を過ごした。
しかし、チャックはバートに会社を追い出された仕返しを果たすため、ブレアは母から譲り受けた会社[ウォルドーフ・デザイン]の経営を軌道にのせるため、将来を誓い合いながらも一旦、別々の道を行くことを決める。

一方、ブレアから絶交され、思いを寄せていたダンにも絶縁されたセリーナ。
傷心を癒そうとダミアンからドラッグを調達してNYを去るが、その途中、列車の中で鼻血を出して倒れてしまう。

ルーファスとの婚姻を無効とし、バートと再び結婚を誓い合ってバカンスから戻ったリリー。
しかし、留守番しているはずのセリーナの姿がない。
部屋には荷物を詰めた段ボール箱の山だけが残されていた。

ゴシップガールらしき人物の動画を手に入れたネイトはNYにいた。
コロンビア大生のセージからスペクテイターの取材を受けていたネイトだが、そこへリリーからセリーナが行方不明だと連絡が来る。

その頃、ブレアはパリでジャン・ピエールと仕事をしていた。
そこへネイトからセリーナの行方が分からないとメールが届く。
暴言を吐いてセリーナを追い出したブレアは、気にしない素振りを見せても不安は隠せない。
その様子を見たジャンはすぐにNY行きのチケットを手配してあげると、戻る決心をしたブレアはダンに連絡してみる。

トスカーナでアッパー・イーストの暴露本を書いていたダンは、ブレアからの電話を無視していた。
ジョージーナはダンの執筆に付き合いながら、セリーナとダンのバーでのH動画がまだ残っているか興味津々。
すると、ダンの電話をジョージーナが勝手に取り、ブレアがまくし立てるのを黙って聞いている。
セリーナが姿を消したと知ったジョージーナは思わず顔がほころぶ。
「場所を変えるわよ」
(´・ω・)ダンがなぜかアンガの田中に、ジョージーナが安藤美姫に見える(笑)

同じ頃、チャックはドバイにいた。
バートが"死ぬ前"に最後に手がけた物件を訪れ、当時、父の通訳をしていたアミラ・アバーから情報を探っていると、そこへジョージーナから連絡が入る。

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第2話「ハイ・インフィデリティ」


ブレアはWWD誌の取材を受けることになり、改装したアトリエで記者を待っていた。だがそこに現れた記者は……。一方ネイトはスペクテイターの取材に来ていたコロンビア大生のセージと付き合い始める。

第3話「ペテン師と詐欺師/だまされてNY」

セリーナはスティーヴンのために、セージを学校へ行かせようと奔走するが、セージに振り回されてしまう。ダンはスペクテイターから連載の第1回目を発表する。そのネタとは……。DVD販売


Posted by 一弘 at 11:27
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2014年09月29日

以前、2年前にもブログで書いたが、このたびシーズン1~5まですべて見終わったので改めて記事にしてみることに。

本作は米国で大ヒットを記録して、批評家からも絶大な評価を得て、ギネスブックにも最も評価の高いドラマとして残る傑作。
(日本では単なるマイナードラマ)

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ずばり、シーズン1~2あたりはブラックコメディでシュール要素が多かったが、シーズン2の後半から、3・4・5まで、どんどんスケールが拡大するハードボイルドな内容へ飛躍するその盛り上がり方が素晴らしかった。ブレイキング・バッド シーズン1-5 DVD

スティーブン・キングが絶賛する理由も頷ける。
このストーリーも加速の仕方はハンパなかった。
さらに演出、さまざまな複線とのその回収も、精密機械のように完璧だったんじゃないかと思うほど、とにかく脚本がよくできてます。ヴィンス・ギリガン、天才すぎ。

シーズン1は意外にコミカルでブラックで、家庭問題が少しうっとおしい側面が多かったが、シーズン2あたりからの話の飛び方がぶっとんでます。

ジェームス・エルロイの小説のような、暗黒小説の要素もふんだんに含んで、ブラックコメディ要素を超えてどんどん悪くなっていくウォルター・ホワイトとジェシー・ピンクマンの名コンビぶりがはまる。

ブライアン・クランストンとアーロン・ポール。
この2人の渾身の演技が素晴らしく、この2人なくしてこの世界観はなかったなと。特にアーロンポールの独特な「ヘイ・ヨウ、ビッチ」を多用する不良な口調がたまりません。

さて、そんな基本的な魅力はさておき、本ドラマの見所を箇条書きしてみた。(ネタバレしないレベルで)

あの手この手でピンチを乗り越えるアイディア
さて、ブレイキングバッドは基本的に、トラブルと危機の連続。DVD販売
それを腐れ縁なぐだぐだコンビのウォルターとジェシーがあの手この手を使って危ない橋を渡ってゆく、毎回毎回そのアイディア力に脱帽しちゃいます。その手があったのか!と。
ウォルターの嘘つきっぷりがどんどん加速し、それによって奇想天外な方法でピンチを乗り越える。
その嘘つきっぷりは、もはや天才犯罪者に見えてきます。
まあつまり、嘘も含めた無数のアイディアは、脚本の力ですね。

見所・癖になる脇役人
本作はドラックディーラーとしてのキャリアをあがる2人の元に次から次へとトラブルが起きるわけですが、それに伴いさまざまな登場人物が出てくるが、みんな個性があって面白い。

ジェシーの悪友2人、バッシャーとスキニー。
ソウルの事務所のヒューエルとか、強烈な個性で脇役ながら楽しませてくれる。

トゥッコや、サラマッカ一族の、特にヘクターとかもまじで強烈だったなあ。車椅子とベルのあのキャラ設定はすげえ。最初から最後まで。

テッドはまじで可愛そうすぎたw 
・・・もろもろ回想するとすげえキャラいたなあと。ジェーンとかジェーンの父親とか、ブレキングバッドの歴史を感じる。

突発的な複線と演出

物語冒頭に、未来のシーンを挿入したり、意味不明な少年がバイクに乗っていたり、プールに浮いたぬいぐるみとか、最初に謎を提示して、複線を設けるエピソードが多い。

時空を交錯させた物語構成と多くの複線、その回収まで、非常に精密に脚本されたシナリオが本当に素晴らしい。

ブレイキングバッドから垣間見えるアメリカ社会の闇前から言っていたが、本作のアメリカの暗部が垣間見え、庶民が見ても共感できるからはやったのだと思う。

高額な医療費とドラッグ――実は医療費が高いから、痛み止めや現実逃避のためにドラッグを買ったほうが安いというのがアメリカという国らしい。ドラッグ需要が高いのだ。

さらに訴訟大国であるアメリカの現実も反映されていて、それはソウルグッドマンを見ればわかるだろう。

アメリカ。メキシコ、カルテル。実はすごく現実問題を直視させる作品になっているのだ。

日本で「半沢~」のような憂鬱な会社社会のうっぷんを晴らすようなドラマが流行ったように、本作も似たような部分があると思った。病んだドラマがヒットした病んだ社会、みたいな意味で。

とりあえずアメリカのリアルを垣間見ようとするなら、ブレイキングバッドがいいかもですね。

家族を大事にし、マイホームを持っているがローン漬けで資金繰りが厳しく、あやしいサイドビジネスをはじめる人も多いんでしょう。日本もそうなりつつあるけど。

しかし本当に、このドラマに影響されてドラックディーラーになろうとか思う若者が出てきそうなぐらい面白いドラマだった。

スケールもどんどん大きくなるし、それにともなってスペクタクルな場面もあって、かなり予算も人も使って、音楽もすごい毎回センスいいですしねえ、日本のドラマとはレベル違いますね。

余談ながら、ブレイキングバッドのヒットによって、本作の舞台になった場所が観光地化しているらしい。

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「ブレイキング・バッド」効果で、砂漠の都市アルバカーキが人気観光地に!

いつかわたしもアルバカーキーへっ!
・・・マジでそう思うぐらい、個人的にはアメリカドラマで不動のベスト1になりそうです。

てわけで、暇で死にそうな人は是非とも本作を見てみてはいかがでしょうか。欧米ドラマDVD

忙しい人はお勧めできません。続きが気になって眠れなくなること必須なんで 笑

ち・な・み・に・!

日本での報道はほぼないが、人気キャラである悪徳弁護士のソウル・グッドマンを主役にしたスピンオフドラマが登場していた!!


Posted by 一弘 at 11:24
Comments(0)欧米ドラマDVD